ものづくり論、設計と製造の関係
以下の記事を読んでのインスパイア。
ものづくりは情報の転写だの巻「女子大で講義する余談の多い経営学 #6」
http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20070627/1182918013
>生産しながら設計するといったことが必要でなくなって、
>ハンバーグを焼くのはバイトに任せておいて、われわれは
>レシピを作っておきますよ。このような設計を前もって出来る。
>これはなんでできるかというとつまりは原料が均質的になったからです。
逆に言えば、均質的でない場合、生産しながら設計する必要があるということ。
均質的でも、最初に作るときは生産しながら設計する必要があるということ。
また、工程設計と生産についても書かれていた。
ハードウエアでは、工程設計に従って、人間が生産作業をする。ロボットがすることもあるけれど、
ある程度は人間が介在する。
一方、コンピュータでは、ある程度の工程設計までは人間がするけれど、
生産はコンピュータがやってくれる。
たとえばantが。build.xmlが工程設計。ソースファイルが構造設計情報。
それをコンピュータがビルドする。
だから、「製造」って言ってる工程も、実は設計の一部なんだよね。
一番具体的な設計作業。
そして、もし製造が設計ではなくてあくまで生産なのだとしたら、
それはコンピュータに任せられる作業になるはずなんだ。
◇
そういう信念をもって、今、製品開発に取り組んでいます。