Float on the flow

とあるエンジニアのブログ。「ゆったり・しっかり」がモットー。

プログラマの誇りの話

このへんの議論に乗っかってみる。
http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20090212/1234369998


一言でいうと、「スキルセットが違うから」ということだと思いますよ。

WhatとHow

システム構築は、「何を作るか(What)」と「どう作るか(How)」が重要。
そして、その両方ができる人材はそれほどいない。肌感覚として。*1
これがWhatとHowでの分業体制が確立されてしまっている原因だと思う。

今のSI業界*2での各プレイヤーのおかれている状況

Whatを考えうる立場にいるのは、ユーザ企業か、最上流のコンサル/元請けSIerのみ。
Howを考えうる立場にいるのは、元請けSIer*3かその下請け孫請けに入るSIerソフトハウス

    • ユーザ企業の「ユーザ」 日常業務で忙しく、システム構築どころではない。そもそも、IT知識をあまり持っていないことが多い。
    • ユーザ企業の「情シス」 保守管理で手一杯のことが多い。システム構築の知識は意外と無いこともしばしば。
    • コンサル 高単価で稼ぐビジネス。実装までやりたがらない/やろうとするとノウハウ不足が露呈。
    • 元請けSIer Whatをやる人とHowをやる人が社内で分離している。
    • 下請けSIerソフトハウス Howをやる人に偏りがち。


なんか話が煮詰まってないけど、とりあえず掲載。自重しないってことで。

*1:なぜいないのかも要考察ですね…

*2:not IT業界

*3:稀ですが